南北朝時代に登場した北郷氏、のちの都城島津氏が都城盆地を統一するまでの経緯を紹介する企画展が都城市で開かれています。
都城市の都城島津伝承館で開かれている企画展、「北郷氏誕生 南北朝・室町時代の都城」。
会場には、島津本家四代忠宗（ただむね）の六男資忠（すけただ）を始祖とする北郷氏、のちの都城島津氏が南北朝時代から室町時代にかけてどのようにして勢力を伸ばし、都城盆地を統一するに至ったのかを紹介する史料、およそ40点が展示されています。
中には、後醍醐天皇から島津氏の側近、本田に宛てた「綸旨（りんじ）」と呼ばれる命令書や都城盆地統一を成し遂げた北郷氏 八代忠相（ただすけ）が着用したと伝わる具足も展示されています。
この企画展は、都城市の都城島津伝承館で10月1日まで開かれています。
