【ガーデニング】麗しき芳香。庭の主役にしたい「香りのよい低木」7選玄関まわりにもぴったり。シンボルツリーはコンパクトでオシャレに

オシャレな庭(※)に欠かすことができないのが、シンボルツリーの存在です。

花が咲き、芳香が楽しめる樹木だと季節の移ろいを感じることができますし、樹高があまり高くならない低木なら、コンパクトスペースや鉢植えで育てることも可能です。

そこで今回は庭の主役にしたい!香りのよい低木を紹介します。さっそくみていきましょう。image

庭の主役にしたい!香りのよい低木たち

ロウバイ

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落葉低木のロウバイはウメ、サザンカ、スイセンとともに「雪中四友」のひとつとして知られている植物。冬に光沢のあるイエローの花を咲かせ、周囲に上品な香りが漂わせます。

同じロウバイ科の「クロバナロウバイ」は深紅の花が美しい品種。チョコレートに似た甘い香りも楽しめます。※参考価格:2000~3000円前後(5号鉢)

マンサク

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落葉低木のマンサクは、イエローの細い花弁がユニークな植物。2~3月に華やかな花を咲かせ、甘い香りも楽しめます。やや濃いめのオレンジやレッドの花が咲く交配種もオシャレな雰囲気です。

マンサクの原産地は日本。生育に適した環境なので、初心者も育てやすいでしょう。※参考価格:2000円前後(6号ポット苗)

芳香が魅力の低木で、玄関まわりの雰囲気がワンランク上がる!

ジンチョウゲ

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ジンチョウゲは香りのよい花を咲かせる低木です。キンモクセイ、クチナシと並ぶ三大香木として知られ、濃厚な甘い香りは世代を超えて親しまれています。

ピンクやパープル、ホワイトの花が集まって咲く姿は気品があり、和風だけでなく洋風ガーデンにも似合います。常緑の葉は寒さに強く、冬のガーデンでも青々としたグリーンが楽しめます。※参考価格:500~2000円前後(3~5号ポット苗)

ニオイバンマツリ

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ニオイバンマツリは4~7月に花が咲く低木。パープルからホワイトに変わる花が次々に開花し、やがて株全体が花に覆われるようになるでしょう。
花の香りは夜に強くなるというユニークな特徴があります。開花中は乾燥を嫌うため、鉢植えで育てる場合は水切れに注意しましょう。※参考価格:1500〜2000円前後(5号ポット苗)

庭のコンパクトスペースを、ナチュラルで華やかに!

バラ

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花の女王とも呼ばれるバラは春に一斉に開花する落葉低木。上手に育てると何年も育てることができるので、毎年美しい花とバラ特有の香りも楽しむことができます。

バラは育てるのが難しいイメージがありますが、剪定や施肥など基本的な世話をおこなえば、初心者でも育てることができます。※参考価格:3000〜5000円前後(大苗)

ローズマリー

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香りのよいローズマリーは、古来よりハーブとして料理や治療などにも活用されてきた常緑低木。ポット苗でも購入することができますが、環境が合うと大きく生長します。
ローズマリーは日当たりと水はけのよい場所を好みます。基本的には強健な性質ですが、夏の高温多湿が苦手。水のやりすぎには注意をしましょう。※参考価格:1500~3000円前後(5~6号鉢)

香りのよい「シンボルツリー」なら、庭や玄関まわりがゴキゲンな空間に

ライラック

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ライラックは春先に花を咲かせる落葉低木。春らしいパープルの小花は房咲きで、花からは甘い香りが漂います。

コンパクトスペースで育てるなら、矮性の「姫ライラック」がオススメ。樹高の低い品種なので鉢植えでも育てやすいでしょう。ライラックは冷涼な気候を好みますが、姫ライラックは暖地でも育てることができます。※参考価格:2000~3000円前後(5号ポット苗)

バイカウツギ

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バイカウツギは春に可愛らしい花を咲かせる落葉低木。ほのかに優しく香る花はとても上品な雰囲気で、ホワイトガーデンにもオススメです。

バイカウツギは横に枝が広がる性質があるので、やや広めのスペースで育てるとよいでしょう。コンパクトに育てたい場合は鉢での管理も可能です。※参考価格:2000~4000円前後(5~6号鉢)

まとめにかえて

今回は庭の主役にしたい!香りのよい低木を紹介しました。

花や緑の葉が少なくなる冬を越して、ほんのりと甘い香りを漂わせながら春に開花する樹木は、新しい季節の訪れを感じさせてくれる植物です。

周囲の環境も配慮しながら、ぜひお気に入りの美しい低木を楽しんでみてくださいね。

※編集部より:記事中の内容の一部に訂正を加えております。(2023年3月10日)