韓国、「地球上で真っ先に消え去る国」の予想に現実味…日本以上に深刻な“未婚者爆増”問題

2020年の国勢調査における生涯未婚率(50歳時未婚率)は、男性が28.3%、女性が17.8%で、1920年からの国勢調査史上最高記録となった。

未婚者の増加は少子化に直結するだけに、無視できない問題だ。ただ、日本以上に未婚者の増加が大きな影響を及ぼしているのがお隣・韓国だ。

11月27日、韓国統計庁が発表した「人口住宅総調査結果で分析した韓国青年世代の変化」によると、2020年基準で満25~29歳の年齢帯における未婚者が87.4%に達したことがわかった。つまり、同年齢帯ではほぼ10人に1人しか結婚した人間がいないというわけだ。

ちなみに、同年齢帯の未婚率は2000年当時が54.2%、2010年当時が76.7%だった。この20年間も着実に未婚者が増えているようだ。

30代の未婚率も急激に増加している。2000年基準で30~34歳の未婚者の割合は18.7%だったが、2010年には38.7%、2020年に56.3%に増加した。未婚者が爆発的に増えているのだ。

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こうした結果に、韓国国内では「将来が見えないのに、結婚なんてできない」「自分の生活も苦しいのに、家族を持つことは難しい」など、悲観的な意見が目立った。

過去には「地球上で真っ先に消え去る国は韓国」とも評された韓国。未婚者の増加を止めない限り、この未来予想は訪れてしまうだろう。

(文=サーチコリアニュース編集部)