『相棒』、今秋のseason22で見納め?初代相棒・寺脇康文との感動復活と水谷豊の思い

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水谷豊

 昨年10月から放送が開始され、今年3月に最終回を迎えた超人気ドラマシリーズ『相棒 season21』(テレビ朝日系)。

「テレビ不況が叫ばれる中、全話の平均視聴率が約13%と、高水準をキープ。10月期からの“シーズン22”の放送が内定しているそうです」(制作会社関係者)

 シーズン21は、水谷豊(70)演じる杉下右京の“相棒”に、初代相棒の寺脇康文(61)が復活するとあって、大きな話題を集めた。

「寺脇復活が高視聴率につながったのは、間違いない。シーズン21の最終回スペシャルでは、2代目相棒の及川光博(53)も登場し、水谷・寺脇とそろい踏みするファン垂涎の名場面も生まれた。でも、シーズン22は、それを超える“目玉”があるみたいですよ……」(テレビ局関係者)

 20年以上にわたり、『相棒』の主役を張ってきた水谷は、強い決意を胸に、次回作に挑むという。

「水谷は、“次で最後にしたい”と周囲に話していると言います。もし次が“クライマックス”となれば、注目度は段違い。前シリーズ超えの視聴率は、約束されたようなものです」(芸能プロ関係者)

 7月14日で71歳を迎える水谷にとって、『相棒』の撮影は、簡単なものではなかったようだ。

「熱心な『相棒』ファンの期待に応える演技を続けるプレッシャーは、相当なもの。特に、あの独特の長いセリフを覚えるのが大変なようです。20年前に比べ、台本を読み込む時間も倍になったそうで、脚本の段階でセリフの量を、かなり削ってもらうこともあるとか」(前同)

 今や誰もが知る国民的キャラクターとして、愛される杉下右京。そのため、相棒を務める役者が交代するたびに、「帝王・水谷豊との確執か」などと報じられることもあった。

「それは、ないですよ。水谷は、寺脇のことも“仕事はあるのか”と、ずっと気にしていましたから、復帰は親心もあったんでしょう。4代目相棒の反町隆史(49)との関係もいいそうですし、帝王という印象はありません」(前出のテレビ局関係者)

 その中でも、水谷が特別な思いを抱く“相棒”がいるという。それはいったい誰なのか。この続きは7月3日発売の『週刊大衆』7月17日号で。