納得感を重視する“ロジカル買い”の時代
調査によると、気になった商品をすぐに購入せず「悩む」人が約6割にものぼりました。これは、衝動買いよりもじっくり吟味して購入したいという女性たちの心理が伺えます。

さらに、買い物をする際に成分や素材をチェックする人は7割以上。「納得して購入できるから」や「安心・安全なものを選びたいから」といった理由が多く挙げられ、賢く選びたいという“ロジカル買い”の実態が浮き彫りになりました。

コスメ、スキンケア、ヘアケア一式あたりの平均予算では、Z世代はコスメに、Y世代はスキンケアにより多くのお金をかけていることが判明しました。

SNSと他者の影響が大きい情報収集
現代の買い物において、SNSは欠かせない情報源となっています。SNSでバズっているコスメを購入した経験がある人は、Z世代で半数以上、Y世代で約4割という結果でした。特にZ世代は、他者の影響を受けてコスメを購入する傾向が強いようです。

具体的に影響を受けた人としては、Z世代では「友人」「SNS上の一般人」「推し」が上位に。Y世代では「友人」「SNS上の一般人」のほか、「家族」や「店頭のスタッフ・販売員」も影響を与えています。

ECモール利用とレビューの重要性
コスメ・スキンケア用品の購入場所は「ドラッグストア」が1位ですが、「ECモール」も2位にランクインしています。ECで購入する理由としては、「価格が安いから」「自宅で買えるのが楽だから」「レビューが参考になるから」が多く挙げられ、金銭面と利便性の両方が評価されています。

EC利用者の4割以上がレビューを「毎回見る」と回答し、良い評価と悪い評価のレビューを参考にする割合はほぼ半々でした。女性たちは、前向きな気持ちで購入したいと考える一方で、「良いレビューしかないとそれはそれで心配」といった声もあり、多角的な情報を求めていることがわかります。

美容への意識と「チャームコスメ」の台頭
美容に関しては、体の外側を整える「アウタービューティー」を6割以上、体の内側から美しくなる「インナービューティー」を7割以上の女性が意識していることが判明しました。

月々にかける平均金額では、どの年齢層でもアウタービューティーの方が高い傾向にありますが、若い世代である20代はインナービューティーにも一定の金額をかけていることがわかります。

また、世代を問わず7割以上が「アウタービューティー・インナービューティーをもっと早く始めた方が良かった」と回答しており、美容への後悔の念が見て取れます。

近年注目されている、バッグやポーチにつけて持ち運べる「チャームコスメ」の使用率は8.4%、認知度は31.0%でした。特にZ世代はY世代よりも使用率・認知度ともに高く、新しい美容トレンドへの関心が高いことが伺えます。

2025年の女性たちは、多様な情報源から「納得感」を重視し、賢く買い物を楽しんでいたようです。特にZ世代はSNSや他者の影響を受けやすく、新しい美容トレンドにも敏感であることがこの白書から明らかになりました。
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