マイナンバーカード交付率74.1% なぜ宮崎県が全国1位に? あの手この手で普及に取り組む自治体

国は、マイナンバーカードの普及に向けて最大2万円分の「マイナポイント」の付与を行っていますが、このポイントを取得するためのカードの申請期限は今月末となっています。

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マイナンバーカードの交付率について、宮崎県は、74.1%で全国1位となっています。各自治体では、さらなる普及を進めようと様々な取り組みを行っています。

全国の県庁所在地でトップの宮崎市 ショッピングモールに特設ブース

宮崎市のイオンモール宮崎。15日から、マイナンバーカードの申請ブースが設置されました。
(宮崎市マイナンバーカード推進室 久松 岳 室長)
「マイナンバーカードの普及促進のために、普段なかなか役所の窓口等に来れないお客様のためにこういった機会を設けて、申請の受付をさせていただいてるところです」

マイナンバーカードの交付率74.3%と、全国の県庁所在地のなかでトップの宮崎市。
さらなる普及を進めようと設置されたブースでは、缶詰のプレゼントも用意されています。

(宮崎市マイナンバーカード推進室 久松 岳 室長)
「今月から『引っ越しワンストップサービス』といって、転入転出の手続きが簡単になるというのもありますし、今後ますます、利活用の場面というのもいろいろ広がっていくと思われますので、ぜひ、この機会に申請をいただければと思います」

マイナカードで証明書の手数料が10円 日向市

交付率、63.65%の日向市。
市役所のほか、ショッピングセンターなどでも、カードの取得やマイナポイントの申請手続きをサポートするサービスを行っています。]

そうした中、独自に始めた取り組みが・・・
(垣内沙耶記者)
「日向市では、マイナンバーカードを持っていると住民票などの証明書をたったの10円で取得できるということです」

これは、マルチコピー機が設置されている全国のコンビニなどで利用できるサービス。

通常、市役所の窓口などで発行すると300円から450円かかる証明書の手数料が、5月28日までの期間限定で10円になります。
(日向市市民課市民窓口係 安田 和日子係長)
「市役所に来なくても証明書を取得できるといった市民の皆様の利便性の向上を目的として、多くの皆様にコンビニ交付サービスを利用していただけるよう取り組みを始めました」

全国初の交付率9割超え 都城市

そして、先月末時点の交付率が全国の自治体で初めて9割を超えた都城市。なぜ、こんなに高いのでしょうか。

(都城市総合政策部デジタル統括課 佐藤泰格さん)
「初期のころから申請しやすい環境の整備ということで、申請のサポートに力を入れてきました」

中でも特に効果的だったというのが、おととし8月に導入された「マイナちゃんカー」。
職員が、カードの申請を希望する市民の自宅などを訪問し申請を補助する独自の取り組みです。

そして「申請のしやすさ」とともに力を入れているのが、「カード取得による利便性の向上」です。
例えば、マイナンバーカードを登録することで、スマートフォンやパソコンから、電子母子手帳を確認できるサービスや、ふるさと納税の申請をスマートフォン上の操作のみで済ませることができるサービスなどを展開。

市は、来月末までにオンラインで可能な行政手続きの種類を、現在のおよそ230件からおよそ280件まで拡大する計画を打ち出しています。
(都城市総合政策部デジタル統括課 佐藤泰格さん)
「オンライン申請の拡大などマイナンバーカードの利便性も追い求めてきました。どうせ持っていただくのであれば、今月末までのマイナポイントの申請期限に間に合うようにということで、なお一層力を入れていきたいと思っております」

マイナポイントの締め切りが迫る中、駆け込み申請も見込まれるマイナンバーカード。
市民の生活と結び付けていかに利便性を向上させるかが普及の鍵となりそうです。

※MRTテレビ「Check!」2月15日(水)放送分から